イチローが7年ぶりに日本でプレーした。
それは17日、「2019 MGM MLB開幕戦プレシーズンゲーム」。
相手は巨人。
「9番・右翼」で先発出場した。2回の第1打席では中飛に倒れ、その後も二ゴロ、遊ゴロに終わり快音は響かず。米国でのオープン戦から21打数連続無安打となった。
初回の守備で右翼フェンス際への坂本勇の飛球を好捕し、ファンを沸かせたイチロー。
やはり彼のプレーは美しい。
2回は中飛、4回1死一塁の第2打席は二ゴロ。6回2死一塁での第3打席には鋭いファールがありながら、結果は遊ゴロに終わる。
久々の日本の投手との対戦となり、試合後には相手の選手に対し「球遅いっしょ。ダグアウトから見てても明らかに違うからね(笑)。球が速いピッチャーではないとは思うものの、びっくりしましたね。でも、途中から丁寧に一生懸命に投げてたね」と苦笑い。
球場はイチローが登場すると、大歓声が巻き起こった。日本のファンからの注目の高さにイチローも「まぁでもいい雰囲気でしたよ、球場はね。東京のファンは品があるねぇ。東京のファンは凄い品がある。びっくりしましたよね」と語った。
久しぶりの日本での試合だったが、残念ながら無安打に終わり「まぁでも今日しか来られない人がたくさんいたと思うし、結果出したかったね。でもいい雰囲気。凄くいい感じです。感激しました」と語り、最後に「いい、すごくいい。東京のファン最高」と話を締めくくった。